3Dプリンター三昧!な今回のCES。
3Dプリンターは安価になってきたり、使い方が簡単になってきていたり、いろいろ進化しつづけていますが、プリントするには3Dモデルをオンラインで購入するか、3Dモデリング・ソフトを使いこなして自分でデザインしなければならないのは変わりません。
でも、もし、クレヨンやマジックペンで描く要領で使える3Dプリンターがあったら? あるんです。ペン型3Dプリンター「3Doodler」が! フリーハンドで描ける3Dプリンターなんです。
3Doodlerの使い方は簡単で、比較的身近な物に例えるとグルーガンみたいな感じかな。
1.ペンの先の方に熱を加えると溶けるプラスチックのスティックを入れる
2.LEDの表示ランプの色が赤から緑に変わるのを待ちます。
3.緑になったら、創作開始です!
ちなみに、3Doodlerには2つのボタンがあって、ペン先から出てくるプラスチックのスピードを調整することが出来るようになっています。早く出てくるボタンはプラモデルのピースを作るような2Dのパーツ作りに適していて、もう一つのゆっくりと絞り出されるモードは、より立体的な3Dのオブジェを作る時に適しているそうです。
ただ、ちゃんと使いこなせるまでには、5分間の3Doodlerの使い方レッスンでは足りず…最初の作品は、こんな仕上がりになっちいました…(翌朝には、もうちょっと上達しましたよ!)
会場には、3Doodlerで作った巨大な作品がディスプレーされていましたが、これを完成させるまでには、本当に何十時間もかかったのでは?と推測されます。
3Doodlerの使い方は本当に簡単だし、お値段も75ドル(約7800円)というお手頃価格。一番安い3Dプリンターかもしれません。ちょこっとの絵心と好奇心の持続と根気があれば、こんな素敵な作品を作ることもできるんですよ。
3Dプリンターデビューには、ちょうどいいような気がしますが、3Ddoodler、買いですか?[3Doodler]
-Andrew Liszewski(原文/junjun)