昔バウリンガルってあったよね…
犬の脳波を読み取って英語に翻訳してくれるウェアラブルガジェット「No More Woof」を使えば、わんこの気持ちが分かるようになるかもしれません。ノルウェーをベースとする「NSID」により製作され、現在クラウドファンディングサービスのIndiegogoにて資金を募っており、すでに目標額を超えています。
脳波センサーが付いたヘッドセットを犬に装着すると、犬の気持ちが解析されて首元のスピーカーから、英語に翻訳されて聞こえてきます。一番簡単に判断出来るのが「疲れちゃった」と「これ誰?」と「楽しい!」の3つだそうです。でも犬は実際に人間と同じように考えているわけではなく、そのような精神状態にいるというだけで、非常に難しい問題だそう。マイクから読み取った音声を解析する「バウリンガル」より信憑性がありそうだけど、まだまだ研究が必要みたいですね。
加えてその犬の性別や個性に合わせて声やトーンを変えるために開発中で、現在は英語のみの対応。将来的には中国語やフランス語、スペイン語などなどが対応予定です。
センサーが1つのみの「NMW Micro」は2〜3種類のパターンを読み分けられるもので、値段は65ドル(約6700円)。センサーが2つついている「NMW Standard」は4種類以上のパターンを読み分けられてより高い正確度を持っており、値段は300ドル(約3万1200円)です。
将来的には犬にも言葉を伝えて会話が出来るようになるかも?
[No More Woof via CNET Japan]
(徳永智大)