本気でダイエットをはじめたようです。
ソニーのプレスリリースによると、赤字が続くテレビ事業は分社化、ソニーの子会社として開発・製造・販売を行うとのことです。またテレビ事業、PC事業を含め、ソニー全体で5000名の人員を削減するそうです。
1967年生まれのトリニトロンでテレビ市場を席巻したソニーですが、液晶テレビ時代になってからは後追いの立場に。技術力でもって高品位なブラビアシリーズをリリースし続けてきたものの、ついに第二楽章も終わりということでしょうか。
とはいえ経営のスリム化って悪いことばかりではありません。意思決定が速くなり、市場のニーズに合わせた製品をスピーディに投入できる環境も作れるのですから。むしろブラビアのブランド力を生かしたワールドニッチなハイエンドモデルが登場するかも…と考えれば。
PC事業及びテレビ事業の変革について[ソニー]
(武者良太)