iPhone 5sには64ビットに対応した「A7」プロセッサが搭載されていますが、次期iPhoneへの搭載が予想される「A8」の製造がTSMCによって開始されたと台湾系ニュースサイトが伝えています。
TSMCは先月からA8プロセッサの製造を開始したそうです。TSMCはA8プロセッサの製造のほとんどを担当するらしく、これまで(なんだかんだ)常にAシリーズプロセッサの製造を担当してきたサムスンの独占が崩れたのかもしれませんね!
さらに気になることに、このA8プロセッサはクアッドコアの64ビットプロセッサになるそうなんです! これまでのAシリーズプロセッサはiPhone 4sに搭載されたA5プロセッサから一貫してデュアルコアプロセッサだったのですが、いよいよiPhoneにもクアッドコアプロセッサが搭載されるかも!? うわーこれは高まりますね。
以前より、アップルはプロセッサの製造をサムスンからTSMCに切り替えようとしているとの噂がありました。しかし、そのチップ製造のあまりにも膨大かつ迅速な要求に応えるのはTSMCにとっても難しかったのか、なかなか切り替えはおこなわれませんでした。今回の情報が本当なら、いよいよアップルによる脱サムスンの動きの第一歩が始まったのかもしれませんね。
(塚本直樹)