僕はノーです。そんなこと考えたこともありませんでした。でも蛇口、進化しました。dysonの手によって。
五つ星ホテルのバスルームにあるような、近未来なものはあれど、蛇口の基本的デザインは長らく変わっていません。それで言うとトイレにあるハンドドライヤも同じ。駅やオフィスなどのトイレで用を足したあと、手を洗いますよね。そして濡れた手で通勤カバンを持って、ハンドドライヤまでの微妙な距離を移動して、ちょっと濡れてしまったカバンを足に挟み、やっとのことハンドドライヤでヴイン。
今まで疑問すら持ったことのなかったこのステップに目をつけたのがジェームズ・ダイソン氏。
そう、蛇口とドライヤをくっつけてしまったのです。
この「Dyson Airblade Tap hand dryer」にはAirbladeテクノロジーと、最新のダイソンデジタルモーターV4(DDM V4)が搭載されていて、時速690kmの空気の層により、手を12秒で乾かすことができるんですって。すごい。もうカバンを濡れた手で触らなくていいし、さらには床もビショビショにならずに済みますね。
人はこれをイノヴェーションと呼ぶのです。
source: dyson
(河原田長臣)