微妙なタイムスリップが生む挙動不審。
スマートフォンでもパソコンでも、操作してから一瞬反応が遅れる、あのタイムラグってどうにかしたいものです。でも、コンピューターだけじゃなく世界全体にタイムラグが発生したらどうなるでしょうか。インターネットプロバイダーのume.netが、Oculus Riftを使って実験してくれました。
上の動画はume.netの広告キャンペーンの一環で、希望者4人がカメラ付きのOculus Riftを身に着け、現実からちょっとだけタイムラグのあるヴィジョンを体験しました。タイムラグの大きさは0.5秒~3秒と、参加者それぞれでちょっとずつ違っています。その結果、参加者の行動はおかしくも挙動不審で、はたから見れば酔っぱらいのようにも見えます。
この挙動不審さはタイムラグによるものだけでなく、Oculus Riftに付けたカメラが普段より高い視点になっていることも原因だと思われます。ともあれこういうのを見ると、Oculus Riftの没入感の強さを改めて感じますね。
source: umeaenergi
Eric Limer - Gizmodo US[原文]
(miho)