映画の世界から飛び出してきたみたい。
みんな大好きR2-D2。レゴで等身大サイズのR2-D2を作ったというだけでもスゴいのに、それがこんなに動くなんて。これほどのモノが制作されたのはもしかしたら初めてのことかもしれません。
さすがにホログラム映像を再生したりジェット噴射で飛んだりはしないけど、かなり忠実に動きますよ。ちっちゃい子がハグしちゃうほどです。下の動画はダースベイダーのコスプレをした女の子、Darth LilyちゃんがR2-D2とご対面する様子。暗黒卿の格好をしているのに一切ダークさを感じさせない、それどころか微笑ましさしか感じない。この組み合わせ、可愛すぎます。
話がそれましたが、このR2-D2を制作したのはShawn と LaranのSteele 夫妻。レゴで組み立てた動くアストロメク・ドロイドを制作しようと思い立ち、2013年8月にL3-G0と呼ばれるCADプロジェクトを始めました。友人らの協力のもと、1万6,000ブロックと約1年の歳月をかけて完成にこぎつけます。そして、ワシントン州で開催されたエメラルドシティ・コミコンでお披露目するにいたったのです。
L3-G0のスペックは以下のとおり。
•レゴブロック: 約16,000 個
•重量: 65 ポンド - 30 kg
•速度: 8 km/h - 5 mph
•高さ: 107cm - 42インチ
•電力: 12VDC @ 18Ah
•無線: 9 チャンネルと12 チャンネルのトリガータイプ
•コンピューター: 現在は Arduinos 2機と専用のモーター、電子音とRCレシーバーの制御はマイクロソフト社Surface Proでプログラムされています。
L3-G0は、中の構造にレゴ以外のパーツも使っています。まず、レゴを支えるためのフレームがあり、動作は2機のArduinosが電気モーターを制御することでまかなわれ、Surface Proで操縦します。フレームだけで動く様子はこちら。
タイムラプスで見る組み立ての最終段階。
パーツ制作時。
頭部は開くとこんな感じ。
日本にも来てくれないかな。
Jesus Diaz - Gizmodo SPOLID [原文]
(たもり)