世界で売れに売れている端末Chromecast。先日行なわれたGoogle I/Oにて、この端末と周辺機器の接続をより強化すると発表されましたが、どうやらその鍵となるのは超音波だとネタ元のGigaomが報じています。超音波でネットワーク通信するってどうやるんだ?と思いますが、ユーザにとってはもっと便利で使いやすくなるのです。
ChromecastはWi-Fiを通じてテレビやスマートフォン、タブレット端末と接続する仕組み。つまり、これだと同じWi-Fiネットワーク上にChromecastと各種端末が存在するのが必須条件となります。でも、この条件を凌駕するのが超音波。これは、同じWi-Fiネットワークに存在せずとも、Chromecastがテレビのスピーカーを介して超音波を送り出し(この音波は人間の耳には聞こえません)、周辺端末がその音をキャッチしてコンテンツをChromecastに送り返すという仕組みです。複雑に聞こえますが、ユーザが行なう作業は、Chromecastの周辺端末との接続をOKにするだけ。
さすがのグーグルですね。Chromecastのアップデートに期待がかかります。
source: Gigaom
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(そうこ)