Siri、電気消して!
噂されていたスマートホームのための新しい機能がiOS 8に追加されました。
この機能は「HomeKit」とよばれ、iOS 8を使ってスマートホームを実現するためのAPI(ソフトウェアが互いにやりとりするのに使用するインタフェースの仕様)となっています。HomeKitにより家にあるスマート家電やガジェットを全て安全にワイヤレスで接続し、さらにSiriの音声コマンドで操作できるようになるんです。
現在さまざまなメーカーから電球やスピーカー、サーモスタット、煙探知機などWi-Fiに接続できる家電やガジェットが発売されており、それぞれ独自のiOSアプリが配信されていますよね。今後各メーカーがこのAPIを採用することで、それぞれのデヴァイスをiOS 8上で一括して操作できるようになります。
さらにひとつひとつのガジェットをまとめて操作できる「シーン」という機能が使えるように。例えばSiriに「ベッドタイム(寝る時間)」と言うだけで、自動でライトを暗くしてTVの電源を消し、家のアラームシステムをオンするなど、生活の場面に応じてプログラムすることもできるんです。でもiPhoneがずっと各デヴァイスの情報や音声コマンドを聞いているとなると、バッテリーの消費が気になる...。
これでさらに夢のスマートホームが具体的になりますね。
Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]
(徳永智大)