メールも電話もSNSも、すべてがシームレスに。
IFTTT(If This Then That=「もしコレなら、アレする」)は、ネット上のいろんなサーヴィスやデヴァイスを相互にリンクさせるサーヴィスです。たとえばGmailに特定条件のメールが届いたら、スマートフォンにSMSで通知する…という感じです。メールやSNSなどのサーヴィスは「チャンネル」とよばれ、それぞれをIFTTT上でアクティヴェートすることで、「コレなら」とか「アレする」の中身として設定できます。IFTTTではサーヴィスやデヴァイスを連携させる組み合わせを「レシピ」とよんでいます。この記事では特に便利と思われる15のレシピをご紹介します。
IFTTTの仕組み
具体的なレシピの前に、まずIFTTTの仕組みからご説明します。簡単な例でいうと、FacebookとTwitterを連動させられます。それぞれのアカウントをIFTTTでアクティヴェートすれば、たとえば「Facebookのプロフィール写真を変更したらTwitterのプロフィール写真も自動で変更」、といったレシピを設定できます。
まずIFTTTに登録します。
そして「if this(コレなら)」のチャンネルのリストからFacebookを選択し、Facebookのプロフィール写真をウォッチするよう指定します。
次に「then that(アレする)」の中身、つまりFacebookのプロフィール写真が変更されたら何が起こってほしいかを指定します。上の例では、Twitterをチャンネルとして設定し、Twitterのプロフィール写真を変更するよう指定します。
これでレシピの設定完了です。この数クリックのステップだけで、その先何回もすることになったであろうTwitter側のプロフィール写真変更の作業を省けるんです。
じゃ、そんな便利なレシピを以下に紹介していきますね。
レシピ15選
1. SMSを送ると電話がかかってくる誰かの長ーい話を終わらせてほしい、でも終わらせられないときに使えます。こっそりIFTTTにSMSを送るだけでIFTTTから自動電話がかかってきて「あ、すみません~これ急ぎの電話みたいなんで~じゃ~」ってできます。
2. Yoで会議を終わらせるやることはだいたい2と同じで、SMSでなく「Yo」を送ると電話がかかってくる、ということです。
3. Facebookでタグ付けされた写真をDropboxに保存4. iOSでのスクリーンショットをDropboxに保存5. Instagramの写真をDropboxに保存6. 保存先はOneDriveでもOK7. 毎朝天気予報の通知を受け取る8. 雨の予報のときだけ通知を受け取る9. 電話に出られなかったらSMSを受け取る10. 電話を探すときIFTTTにメールすることで、Androidフォンの着信音量をMaxにできます。
11. 連絡先をGoogle Driveに保存12. 見落とせないメールがあるときたとえば上司からのメールにすぐ反応しなきゃいけないといったとき、「特定のメールアドレスからメールが来たらSMSを送る」という設定ができます。
13. 見逃したくないブログがあるとき「更新頻度は低いけど、更新されたら必ず読みたいブログ」ってありますね。そのブログが更新されたらメールを受け取る設定をしておけばOKです。
14. 家賃の支払いリマインダたとえば「毎月26日」とか、特定の日にリマインダのSMSを受け取る設定ができます。
15. Foursquareでのチェックインをカレンダーに記録Foursquareでチェックインした記録をGoogleカレンダーに残していけます。
以上がおすすめレシピですが、これらは無限にある組み合わせのごくごく一部です。IFTTT上で他の人が作った人気レシピを見て真似したりもできるので、それも参考にしつつ、いろんなサーヴィスやデヴァイスの機能を自分仕様でつなげてみてください!
Mario Aguilar - Gizmodo US[原文]
(miho)