ニューヨーク5番街のアップルストアといえば、地表にガラス(しかも、たったの15枚しか使っていない)がそびえ立つスペシャルな空間です。
アップルは今までにもアップルストアのパテントを登録してきましたが、旗艦店たるニューヨーク5番街のアップルストアはデザイン特許を申請していたんですって。スケスケ円柱な上海のアップルストアの特許はすぐにとれたそうですが、このキューブ型は約2年の歳月を要したそうです。
また出願者のリストの中には、スティーブ・ジョブズの名前も入っています。ジョブスは生前、300を超える特許や意匠登録を行ってきました。その多くはMacやiPhoneといったプロダクツが中心ですが、ガラスのアップルストアやガラスの階段など、インダストリアルデザインの分野でも彼のセンスとアイディアは光っていたのですね。
追記(2014/08/29 13:48)
なお、本記事における「デザイン特許(Design Patent)」は米国のもので、日本では意匠登録に相当します。ですので、日本における「特許」とは少しニュアンスが異なるものとなるようです。ご指摘いただきましてありがとうございました。
参考:クラフト国際特許事務所
Alissa Walker - Gizmodo[原文]
(武者良太)