iOS 8の要らない機能をオフにする方法

  • 7,464

  • author 福田ミホ
  • X
  • Facebook
  • LINE
  • はてな
  • クリップボードにコピー
  • ×
  • …
iOS 8の要らない機能をオフにする方法

サーヴィス良すぎて落ち着かない、ってこともありますよね。

iOS 8へのアップグレード、みんなそろそろされたんじゃないかと思います。いろいろと便利にはなりましたが、必ずしもすべての新機能が必要じゃなくて「正直、前のほうが良かった」部分もあるかもしれませんね。

そんないらない機能の中には、オフにできるものもいろいろあります。だいたいは設定アプリから変更可能ですが、それぞれ何をどこで変更できるのかも含めて、以下にお伝えしていきます。

連絡先の履歴・よく使う項目表示

iOS 8では、連絡先の履歴やよく使う項目をマルチタスキング画面(ホームボタン2回押しで出てくる)に毎回並べて表示してくれます。でもそれが何となく目障りって場合とか、隣の人にメールの相手をのぞき見されたらヤだなって場合は、「設定>メール/連絡先/カレンダー」を開いて「連絡先」セクションの「Appスイッチャーに表示」をタップ、「電話のよく使う項目」と「履歴」をそれぞれオフにすればOKです。

140925_ios8disable2.jpg

Spotlight検索

Spotlight検索では、端末の中身に加え、iTunesやApp Store、周辺のエリア情報、そしてBingのWeb検索などがデフォルトの検索対象となっています。でもそこまで探さなくてもいいよって場合は、「設定>一般」で「Spotlight検索」をタップすると、検索結果に何を含めるかを自分で選べます。

140925_ios8disable3.jpg

Siri

Hey, Siri」でSiriを呼び出せるのは便利かもしれませんが、別に使いたくない人もいるはずです。iOSデヴァイスに常に声を聞かれている感じが気持ち悪いと感じる人もいるかもしれませんし、Siriがしょっちゅう聞き違えて「呼んだ?」って出てくるかもしれません。犬の名前が「Siri」だったり。ともあれ、「設定>一般>Siri」の中に「”Hey Siri”を許可」というオプションがあるので、それをオフにしておけば大丈夫です。

140925_ios8disable4.jpg

健康データ

ヘルスケアアプリは、医療・フィットネス情報のハブとなるべく設計されていますが、不都合な体重とか、消したいデータがあれば数タップで削除可能です。ヘルスケアアプリで「健康データ」をタップ、消したい項目を選択して「すべてのデータを表示」をタップ、画面右上の「編集」をタップします。消したいデータの横に表示される赤い削除アイコンをタップすれば、完了です。

140925_ios8disable5.jpg

サードパーティキーボード

iOS 8では、iOSとしては初めてサードパーティのキーボードアプリが使用可能になりました。でも、サードパーティのキーボードを使ったあとで「やっぱり純正に戻したい」こともあるかもしれません。その場合は「設定>一般>キーボード」から「キーボード」をタップすると、今使えるキーボードの一覧が表示されます。「編集」をタップすると、表示順序を変えたり削除したりできます。ただ変更した結果を固定させるには、キーボードを開いたときに地球マークを押す必要があるかもしれません。

140925_ios8disable7.jpg

元に戻せないものもある

手持ちの全デヴァイスをiOS 8とOS X Yosemiteにアップグレードするまで、iCloudもiCloud Driveにしちゃいけない…ということは少し前にお伝えしました。iCloud Driveにアップグレードしてしまうと、旧ヴァージョンには戻れないんです。だからiCloud Driveを無効にすると、ただファイルの同期が止まるだけになってしまいます。そうなると唯一の解決策は、すべてのアップルデヴァイスのOSを最新にそろえることだけになります。

140925_ios8disable6.jpg

メッセージアプリの新機能や通知センターの変更、その他多くの修正点も元には戻せません。でも「設定>通知」で通知関係はかなりコントロールできるので、自分なりに快適な状態にカスタマイズすることは可能そうです。

David Nield - Gizmodo FIELDGUIDE[原文

(miho)