iPhone 6発表前の噂では新型は強固なサファイアガラス採用で確定!…というムードでしたが、結局あれはナシでした。
なぜサファイアガラスは採用見送りになったのか? その理由に迫る良記事をタイムが書いてます。執筆したのは、iPhoneのガラスが割れて交換費用150ドルを散財したTim Bajarin記者。もっと強いと噂のサファイアを心待ちにしていたのに出ない。なぜだ? なぜなんだ? と執念で理由を調べました。
その結果わかったのは、噂された製造コストの問題ではなく(もちろんそれも大きいんだろうけど)、単に携帯の画面に適さないことが原因だということです。
ゴリラガラスより製造費が嵩むのは容易に想像がつきますよね。でも、そういう誰でも想像がつく理由以外にも沢山理由はあったようです。
たとえばサファイアガラスだと、電池寿命の問題があります。
あとこれは人によっては一番のサプライズかもしれませんが、サファイアガラスにしたところで落として割れる確率が低くなるわけでもありません。硬いぶん、サファイアはむしろ柔軟に衝撃を吸収するガラスより割れやすいんです。
詳しくは英語の元記事でどうぞ(長いけど読み応えあります)。いずれにせよ、デカいぶん割れやすいカモ?なーんて言われてるぐらいなので、iPhoneのガラス割れで泣くユーザは当分減ることはなさそうですね。
source: TIME
Chris Mills - Gizmodo US[原文]
(satomi)