モノづくりって難しい。
12.9インチディスプレイを搭載した大型iPadは来年のアップルの目玉商品の一つになりそうですが、その登場時期はまだはっきりしません。KGI証券のアナリストの Ming-Chi Kuoさんによると、その量産時期は「来年の4月~6月以降」になるんだそうです。つまり、発売日も当然そのあとになるわけで…。大型iPadの登場まではまだ時間がかかりそうな予感です。なんでも大型iPadには「Oxide TFT(酸化半導体TFT)」が採用されるそうです。これは高解像度・高レスポンス・高い彩度を実現できる素晴らしい液晶なのですが、それを安定して生産できるようになるにはまだ時間がかかるとのこと。
なお、この酸化半導体TFT方式の液晶パネルは5K解像度の27インチiMacにも採用されているんだとか。つまり、大型iPadにもあのレベルのディスプレが搭載されるってことで、これは俄然楽しみになってきましたね。
最近はソニーが12インチのハイエンドタブレット端末を開発中と報じられるなど、ミドルサイズタブレットから大型タブレットへ回帰する流れができつつあります。大型iPadもすこし時間がかかってもいいので、素晴らしい製品になることを期待したいですね。
source: MacRumors
(塚本直樹)