コイツをどう使いこなすか、腕の見せどころです。
KDDIは国内キャリア初となるFirefox OS搭載スマートフォン｢Fx0｣を発表しました。Fx0のテーマは｢スケルトン・オープンソース・ギーク｣。さっそく詳細を見てみましょう。
スケルトン
Fx0は本体全面にスケルトンボディを採用しています。もうバッテリーからSIMカードスロットからホームボタンの構造まで見え放題。ただ基板を見ているだけでも楽しいスマートフォンです。
デザインをおこなったのは、プロダクトデザイナーの吉岡徳仁氏。オープンソースな｢Firefox OS｣に中身がオープンなスケルトンデザインがマッチするという、なんとも意味深いデザインになっています。
オープンソース
Fx0に搭載されたOSはオープンソースな｢Firefox OS｣。開発にはHTML 5やJavascriptが利用可能となっており、より多くの開発者がスマホのソフトウェアづくりに参加することができます。
たとえば、画像やテキストと天気予報データや加速度センサーを組み合わせてロックスクリーンが作れる｢Framin｣。Fx0は買ったその日からプログラミングが体験できます。
また、Fx0同士をタッチすることでネットワークが作れたり、内蔵されたWebサーバーを利用してコンテンツの共有なども可能です。
充実スペック＆ギーク向け価格
Firefox OS搭載スマホはロースペックなんじゃないの？という声も聞こえてきそうですが、安心してください。Fx0はクアッドコアプロセッサやHD解像度（1280×720ドット）液晶を搭載し、普段使いならまったく不安のないスペックに仕上がっています。
ネットワークも下り最大150Mbpsの｢4G LTE｣に対応。LTEに対応したFirefox OS搭載スマートフォンはFx0が初なんだそうです。
月々価格は新規やMNPなら月額3,800円～、機種変更なら4,734円～。この値段ならサブのスマートフォンとして持つのもありですね。
発売日は12月25日で、まずはじめにau Online Shopや全国の直営店で販売が開始されます。購入者には透明なポリカーボネート製背面カバーも付属します。最近のスマートフォンにありがちなスペック競争からは視点を変えて、｢自分でアプリを作る楽しさ｣を味あわせてくれるFx0、注目の1台ですね。source: KDDI
（塚本直樹）
