ヨーロッパ最大のインフラ計画。巨大トンネル現る

ヨーロッパ最大のインフラ計画。巨大トンネル現る

拡大するロンドン。

英国ロンドンの地下では、現在全長23マイル(約37キロ)という巨大トンネルが、1万人もの作業員を動員し作られています。このトンネルは、戦後史上最大となるロンドンの都市計画の要を担う、新しい地下鉄線Crossrail用のトンネルなのです。先週トンネル内部の建設現場の写真が公開されましたが、どれも見ごたえのある写真ばかり。Crossrailから写真が公開されたのは掘削がほとんど完了した時点のものであり、半世紀に及ぶこの計画のマイルストーンとも呼べるポイントまで来たことが伺い知れます。

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掘削に使用された8台の機械もとてつもなく大きく、作業員が小人に見えるほど。

この掘削機には公募でそれぞれ名前もつけられ、コンピュータの先見者として知られるエイダ・ラブレスや、19世紀の有名なエンジニアであるイザムバード・キングダム・ブルネル、さらにはパラリンピック水泳金メダリストのエリー・シモンズなどからそれぞれ名付けられました。

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Crossrailはロンドンの地上にも大きな変化をもたらしています。

ある調査によれば、1,500万人もの人がロンドンの中心部へ45分以内にアクセス可能なところへ住むようになるため、都市部とそれ以外を分ける従来の境界線が大幅に広がることが見込まれています。

また新しく駅ができる地域では、周辺の地価の高騰に拍車がかかっています。全部で40ある駅のうち、10ヶ所は新設の駅です。この数字からCrossrailの規模の大きさを感じることができるでしょうか。もしニューヨークに10個も新しい駅が、しかも同時にできたらどうなるのか、想像してみるといいかもしれません。

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source: Crossrail

Kelsey Campbell-Dollaghan - Gizmodo US[原文

(小山和之)

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