アメリカには紙幣を燃やして明かりを灯す州があるらしい…

    アメリカには紙幣を燃やして明かりを灯す州があるらしい…

    お金に火をつけ電気に。

    古くなり、お札として使えなくなった紙幣がどうなるかご存知でしょうか。今までは、しばしば犬のベッドの中身や、梱包材などといった形に再利用されていましたが、フィラデルフィアの連邦準備銀行ではとてもユニークな方法で再利用しています。

    なんと、古くなった紙幣を火力発電所に送り、燃料として燃やして電気にしているのです。今までほとんどをシュレッダーにかけてただ埋め立てていたことを思えば、これは大きな進歩といえるでしょう。

    実際、連邦準備銀行は近年、この取り組みにより紙幣のリサイクル率で驚異的な成果をあげており、2009年には3割程度だったリサイクル率が、現在では94%に達するまでになりました。重量にすると年間約4,500トンにも上るほどです。

    フィラデルフィアの連邦準備銀行担当者は誇らしげに「ただ当然のように埋め立てるのではなく、州内の主要部や住宅街へと電気を届けているのです。」とウォールストリートジャーナル紙に語っています。

    今では、年間500トン以上も焼却していたLAも積極的にリサイクルに力を入れるなど、その影響は周辺の自治体へも派生してきているようです。

    このお金を燃やして明かりを灯すというのは、部屋を出るときに電気を消さないのはお金を燃やしてるも同然という意味で使われるものと考えていました。しかし今では実際に、あなたの使った紙幣は文字通り燃やされ煙になっているようですよ。

    画像は2013年に新しく導入された100ドル紙幣の裁断前のもの。

    source: Wall Street Journal

    Matt Novak - Gizmodo FACTUALLY[原文

    (小山和之)

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