山歩きの一番はどれ?ハイキングブーツvsトレイルランvsアプローチ徹底比較

    山歩きの一番はどれ?ハイキングブーツvsトレイルランvsアプローチ徹底比較

    ハイキングにはハイキングブーツ、と思いますよね? ところがハイキングブーツが正しい選択ではない場合も意外と多いんです。

    靴に求めるものは、人によって変わります。どの靴やブーツが最適かというのは、好みや履き心地の良さだけでなく、足首の強さ、荷物の重さ、足のサイズや形、ハイキングする場所の地形などによっても変わるのです。

    ということで、ハイキングブーツ、トレイルランニングシューズ、アプローチシューズの3種類の特徴を米GizmodoのWes Siler記者が比較してみました。どれがどれだか違いがサッパリわからない!というあなたもこれでスッキリ!靴選びの参考にどうぞ。

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    ハイキングブーツ

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    写真のブーツは、最高級のSalomon Quest 4D GTXs(29,000円)です。このブーツは、日課になっている愛犬Wileyとのハイキングで何度か履いて足に慣らしてから、「ロストコースト」でのハイキングで履きました。

    このブーツは重さ650gと、頑丈なバックパッキングブーツにしてはこの上なく軽いので、ちょっとズルしているとも言えます。でも、ねじれに対する剛性、足首へのサポート、厚く深いソールパターン、耐水性など、もっと重たいブーツと同等のスペックを備えています。

    メリット:

    ・防水膜でしっかり防水するので、足首の高さまで水に浸かっても大丈夫。

    ・厚く頑丈なソールが不安定な地面から足を守り、足元を安定させる。

    ・特徴的な深い凹凸のあるソールが、泥や滑りやすい場所でも安定したけん引力を発揮する。

    ・岩地、ヤブ、滝などから足をしっかり守ってくれる。

    ・トレイルコースから外れた場所でも安全にハイキングできる。

    ・足首のサポートは荷物が重い時に最適。

    ・医療用インソールの使用が可能。

    ・長持ちする。

    ・蛇に強い(足首までガードするため)。

    デメリット:

    ・濡れると中に水が留まってしまい、完全に乾くまで数日かかる。

    ・シューズと比較してかなり重い。

    ・走るのには不向き。

    ・値段が高い。

    ・時間をかけて足に慣らす必要がある。

    ・通気性はほぼ無いので足がムレる。

    トレイルランニングシューズ

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    こちらは友人Chrisの高価なSalomon S-Lab Ultras(20,000円)というモデルです。

    トレイルランニングシューズは、ソールのねじれに対する剛性やグリップ力と、シューズ本体の軽量さを兼ね備えているので、ハイキングにも使えます。重さはたったの240gしかありません。アウトドア好きの間では昔から「足元の1パウンドは背中の5パウンドと同じ」と言いますもんね。靴の重さは大事です。

    メリット:

    ・長時間でも疲れにくい。

    ・速く動ける。

    ・穏やかな地形で強いけん引力を発揮する。

    ・水はけが良く、速く乾く。

    ・足に慣らす期間はほぼ必要ない。

    ・通気性が抜群。

    ・荷物が25パウンド(およそ11kg)以下なら、これ以上のサポートは不要。

    デメリット:

    ・濡れた岩や泥地でのグリップ力はほぼ無い。

    ・つま先をぶつけやすい。

    ・岩のかけらなどが靴に入りやすい。

    ・足首へのサポートが無い。

    ・防水性が無い。防水膜付きのシューズでも防水ではない。

    ・ブーツとは違い、ヤブの中を突き抜けるのは厳しい。

    ・すぐに消耗する。

    ・高さがないので、植物のトゲ、うるし、岩、滝などから足首を守れない。

    ・蛇からも守れない。

    アプローチシューズ

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    アプローチシューズはクライミングシューズとトレイルランニングシューズの中間のような靴で、岩場をよじ登ったり、様々な地形を歩いたりするのに向いています。

    僕はバイクで何度も怪我をしているので、クライミングはあまりやらないのですが、このアディダスのOutdoor Terrex Swift Solo(100ドル。日本のアディダス公式には見当たらず、アマゾンの並行輸入品も価格はまちまちでした)は、僕が南カリフォルニアでやっているような、ちょっとしたフリークライミングを含むハイキングに最適です。

    クライミングシューズのように、ソールがつま先を包むようになっていて、つま先部分にねじれへの強い耐性を与えています。そのくせ、かかとはねじれたり曲がったりしないので、しっかりエッジがかかります。

    ランニングシューズと違ってソールの高低差が少ない(歩くために最適化されている)のですが、軽さと通気性はランニングシューズ並みです。重さは312g。

    メリット:

    ・つま先へのプロテクションが驚くほど良い。実は、横断歩道でWileyをひきかけた新車のGolf GTIを思いっきり蹴飛ばしてバンパーに穴が開いたんですが、つま先は無事でした。

    ・濡れた岩場でも抜群のグリップ力。ハワイのHanaにある滝では中ぐらいの急流を上流へ向かって1マイル(1.6km)歩いたんですが、この靴のおかげで安定した歩行ができました。

    ・頑丈なソールで岩場から足を守る。

    ・適度に軽い。

    ・通気性が良い。

    ・岩の上や周辺をよじ登るのに最適。

    ・南カリフォルニアによくあるような、表面がゆるい地面で抜群のけん引力を発揮。

    ・ちゃんとしたクライミングシューズのようにきつく紐を締めることができる。

    ・水はけが良く、速く乾く。

    デメリット:

    ・かかとの保持力がない。

    ・つま先部分が少し窮屈。

    ・防水性がなく、防水膜ありでも水が入ってくる。

    ・泥に対するグリップ力がない。

    ・岩のかけらなどが簡単に靴に入ってきてしまう。

    ・ランニングには向かない(もしもこの靴をランニングに使いたいという人がいれば、ですが)。

    ・消耗が速いが、トレイルランニングシューズほどではない。

    ・蛇に弱い。

    個人的には、僕自身はブーツとシューズの両方というのが合っているようです。

    ロストコーストに行ったときは、一緒にハイキングしたMattとTyはトレイルランニングシューズを履いていて、ブーツを履いていたのは僕だけでした。ブーツでは急な下りは楽に歩けましたが、長くて手強い登りの道では、他の2人の方が明らかに有利でした。

    たくさんあった水場では、僕のブーツの方が安全でしたが、他の2人の靴が速く乾いていたのに対して、僕の足はハイキングの間ほとんどずっと濡れたままでした。

    みなさんにとってハイキング用の靴の一番は何ですか?

    Wes Siler - Gizmodo US[原文

    (山田まり)

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