バッテリーは普通で1日、ヘビーモードで5時間…Apple Watchの詳細リークに期待

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バッテリーは普通で1日、ヘビーモードで5時間…Apple Watchの詳細リークに期待

思ってたよりもいい感じ?

いよいよ日本時間で3月10日午前2時から始まるApple Watch関連の発表会。これまで分からなかった同製品の詳細が明らかになるとあってワクワクしている方も多いと思いますが、その期待を煽るようなリーク情報が海外サイトの9to5Macで流れてきました。あくまで公式情報ではなく「リーク情報」なのですが、いろいろと興味深い新情報がありますのでご紹介しますね。

バッテリーはヘビーモードで5時間、省電力機能も

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まず、一番気にしている人が多いと思われるバッテリー情報について。以前はヘビーモードだと2.5~4時間しか持たないとの情報にかなりびっくりした人も多いと思いますが、この点は改善が進み、ヘビーモードで5時間、普通に使えば1日でバッテリーが切れることはなくなったそうです。

ただし、毎日の充電は必須な模様。寝る前にはiPhoneとApple Watchの充電を確認してから眠りにつくのを習慣づけたほうが良さそうです。

また以前も報じられたできるだけ機能をOFFにしてバッテリーを持たせる「省電力モードについては、バッテリー残量にかかわらずいつでも開始することが出来るそうです。そして時計表示以外の機能が使えなくなるわけではなく、画面を暗くしたりOFFにするタイミングを早めたり、iPhoneとの連携を必要最低限にするモードになるんだそうです。これなら省電力モードも意外と日常的に使えそうな予感ですね。

また嬉しいことに、Apple Watchと連携したからといってiPhoneのバッテリーに悪影響を与えることはほぼないそうです。Apple Watch、どうやら日常的に使えるまでに完成度が高められているみたいですね。

心拍数機能や通知機能、時計機能

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心拍数を計測する機能は「Heart Rate Glance」と名付けられているそうです。画面にはハートの画像が表示され、ボタンをタップすることで心拍数の測定を開始します。実際に利用した人の声によると、測定結果は「正しかったっぽい」そうです。

通知センターの「Notification Center」ではiPhoneやMacと同等の機能が提供されるそうです。Notification Centerへのアクセスもディスプレイを上から下にスワイプする、iPhoneユーザーならお馴染みの方式。

また時計機能こと「Clock Faces」ですが、どうやら恐ろしいレベルでカスタムが可能で、「まるでアプリのようだ」と、体験者談。なんだかゲームを入れなくても、時計画面をいじったりしているだけで時間が潰せそうな予感ですよ。

ストレージと音楽機能

Apple Watchはストレージを内蔵し、音楽を保存・再生することも可能です。プロトタイプのApple Watchには8GBのストレージが搭載されていたそうですが、実際の製品がどれくらいの容量になるのかは不明だそうです。

また、Bluetoothを利用して外部のヘッドフォンやスピーカーと連携することも可能とのこと。Apple Watch、iPhoneと連携しなくても結構いろんなことができそうですね。

アプリ

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Apple Watchのアプリの管理は基本的にiPhoneのコンパニオンアプリでおこないます。このアプリではApple Watchの設定や音楽ファイルの管理、さらにはアプリの配置の変更も可能です。

またユーザーがiPhone用アプリをダウンロードすると、Apple Watch用のアプリ「Watch App」が自動的にApple Watchにもダウンロードされます。Watch AppはiPhoneのアプリとは関係なく消去することが可能で、iPhoneとの連携が切れたとしてもWatch Appはキャッシュしたデータでしばらくの間動くことが可能なんだそうです。

タッチ機能とボイスコントロール

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Apple Watchは画面タッチかクラウン操作、あるいはボイスコマンドによる操作が可能です。まず画面タッチによる操作なんですが、これが「かなりできがいい」そうです。押した強さを計測する「Force Touch」機能のおかげで、画面全体が大きなボタンのように扱えるんだとか…。これは早く触って試してみたいですね!

デジタルクラウンはピンチズーム(2本指の操作)のかわりの機能として働くことになります。また音声認識機能は「Voice Control」と名付けられ、けっしてSiriではないそうです。Siriさん、どこに行っちゃったんだろう? また、出荷時のOSではメールへの返信はできないとのこと。

動作はサクサク、高クオリティ

Apple Watchは高性能な「S1チップ」のおかげで全体的にサクサク動くそうです。ホームスクリーンに200個くらいアプリを置くと動作が鈍くなるそうですが、普通はそんなにアプリをインストールしないし問題ないでしょう。また、iPhoneのアンロック時(操作時)にはApple Watchの画面を明るくしないなどの小粋な気配りもあるそうです。

とあるデザイナーによると、Apple Watchのスクリーンは「市場にあるスマートウォッチで最高のもの」なんだとか。とくに黒のレベルが素晴らしいとのこと。これはぜひ一度見てみたいですね。他社のスマートウォッチよりも高めの価格設定(最低349ドルから)となるApple Watchですが、それだけの価値があるプロダクトに仕上がっているみたいですよ。

電源OFFやアプリの強制終了は右側のコミュニケーションボタンを長押し。これはiPhoneユーザーならお馴染みの操作ですね。

Apple Watch関連まとめ記事もぜひご覧ください。

● 発表会直前! 世界が注目するApple Watch事前情報まとめ

source: 9to5Mac

(塚本直樹)