8,000mmってことは8メートル。...え? カメラのレンズの焦点距離じゃない気がする。
ニコンからCOOLPIX P900がリリースされました。注目を浴びつつあるネオ一眼なスタイルで、24-2,000mmの光学83倍ズーム&レンズ前1cmまで寄れるマクロ性能がポイントの一体型です。センサーサイズは1/2.3で有効画素数は1605万画素。レンズのf値はf/2.8-6.5で、2,000mm級でも解放f6.5。明るい!
なお画質劣化が少ない166倍のダイナミックファインズームで4,000mm相当まで、光学×電子ズームを組み合わせることで8,000mm相当までズームできますよ。
いやあ。これは凄い。望遠に限っていえば一体型を選んだ方がいい時代なのかもしれません。
レンズを繰り出したところを見るとかなりのズームイン!!な雰囲気になりますが、ぶっちゃけ楽勝です。チョロイ。
個人的に使っているNikon1 J1 BIG 808ZE(770~1,250mm f9.6~15.6)=2,079~3,375mmのシステムなんて、そうそう持ち歩けません。ゴツい三脚も必須だし、COOLPIX P900の公式サイトで公開されている画像のほうがキレイだし。
COOLPIX P900は手ぶれ補正機能も強力です。レンズシフト方式で補正効果は5段。これならズームイン!!SUPERしているときも三脚なしで使えるかも。手持ちで月や野鳥が撮れる月モード・鳥モードもありますし。
さて望遠域でどんな画角となるのでしょうか。ご参考までに動画を探してきました。
これが2000mm。
こちらが4000mm域。大気の揺らぎってこんなにも影響が出るんですね。
source:ニコン
(武者良太)