ついに仮想現実で生きられるように?
Leap Motionがハンドモーショントラッキング技術をOSVRに提供することになりました。OSVRは今年1月に発表されたばかりの、オープンソースの仮想現実(VR、バーチャルリアリティ)用ヘッドセット。6月に「OSVR Hacker Dev Kit」として、199ドル(約2万4000円)で発売される予定です。Oculus Riftの350ドル(約4万2000円)などに比べるとかなり安価なうえ、オープンソースなのでこれからさまざまな開発が進みそうと注目されています。
今回、Leap Motionが提供を発表したのはこのOSVR Hacker Dev Kit用のフェイスプレート。このプレートをヘッドセットに装着し、手の動きをトラッキングすることで、手を入力装置にすることができます。Leap Motionの正確かつ素早いモーショントラッキング技術は下の動画を見れば一目瞭然。
とても滑らかな動きで、目の前に散らばるボールを両手で追い払っています。つまり仮想現実(=目の前のボール)を、現実(=手の動き)がコントロールしているわけです。インタラクティブな仮想現実、というとますます現実そのものに近づいた感じがしますよね。
このLeap Motionのフェイスプレート、値段はまだ発表されていませんが、デベロッパー向けに5月に先行予約、6月に順次発送されるそうです。そろそろ仮想現実の中で生きられる日も近いのかも?
source: Leap Motion
(斎藤真琴)