え、乗らなくていいの…?
実際にはまだ公の場でお披露目はされていませんが(少なくともこのとんでもない柄のラッピングは…)、BMWが新しい7シリーズのティザー映像を公開しました。今回かなり革新的な技術が導入されてるようですが、その中でも一番注目されるのは「リモートコントロール・パーキング」という機能。なんと、運転席に人が乗っていなくても、キーで操作して駐車させることができるんです。
この駐車機能は他のメーカーでも開発が進められていて、実際に似たような無人パーキング技術によってドアも開けられないくらい狭い空間に駐車できるよう各社実験中でした。しかし、製品化の一番乗りはBMWだった! BMWの新7シリーズでは、タッチスクリーンが付いたキーで車を操作できるようになり、乗車したままでは乗り降りができない狭い空間に駐車、そしてもちろん出庫もできるようになります。
CES 2014で自動車部品メーカーのBoschが、スマートフォンを使って自動パーキングできる機能を2015年に発表すると言っていましたが、そのときにはBMWが同じ技術を次の7シリーズに搭載するかなんてことはわかっていませんでした。水面下で着々と進められていたのか…。でもこの機能、完全に無人運転できるようになったというわけではありません。(だったらすごいけど。)あくまで駐車がちょっと苦手です…、という人のための裏技的機能みたい。ええ、非常に助かります。
Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]
(SHIORI)