ヤマハDX-7系かSY-77系か、ミュージくん含むローランドD-50系か、このコルグM1系か。90'sに入る前のDTMerはだいたい何れかの道を辿っていましたっけ。いや、MSXやX68000といったパソコン派もいましたね。
FM音源やLA音源などの評価も高かった1988年。コルグから登場したミュージック・ワークステーションM1は(当時としては)高品位なPCM音源 8トラックシーケンサー エフェクターを搭載したオールインワンシンセサイザーとして他社の音源を抜き去り、一躍大人気モデルとなりました。PC-9801-26KやDX-9やMT-32ではたどり着けないピアノトーンのリアルさに誰もが震えましたっけ。
その名シンセサイザー・M1の音を、回路図レベルでソフトウェアエミュレートしたiPad用アプリ「KORG iM1 for iPad」がリリースされました。
M1だ! このライトウェイトで煌びやかな音はまさにM1だ!
当時別売だった音色データも収録。KAOSSILATOR的操作ができるカオシレーター・モードも搭載。MIDIキーボードでコントロールすることも可能です。さらに「KORG iM1 for iPad」で作ったデータをPC経由でM1実機に送り込んで鳴らせます。夢が広がります。
お値段は3,600円。ですが6月末までは2,400円です。買うなら今しかありません。
source:コルグ
(武者良太)