ドイツの情報機関、ヨーロッパでNSAのスパイ活動を手伝っていた疑い

    ドイツの情報機関、ヨーロッパでNSAのスパイ活動を手伝っていた疑い

    あれ、メルケル首相がNSAのスパイに怒っていた気がするんですが…。

    ドイツの情報機関である連邦情報局(BND)が、ヨーロッパの政府の役人や企業をスパイしていた疑いが出てきました。しかも米国家安全保障局(NSA)に協力していたかというのだから穏やかではありません。

    ロイターの報道によると、政治家からのプレッシャーを受けたドイツの検察はすでにBNDの捜査へ乗り出しました。ドイツのデア・シュピーゲル誌いわく、BNDは2013年まで10年間にも渡ってNSAに協力していたとのこと。NSAの要請を受けたBNDは、これまでに12,000件におよぶIPアドレスやメールアドレス、電話番号といった情報を収集し、渡していたそうです。

    このスパイ活動と主なターゲットとされていたのは、EUの政府企業だそうです。先日、エアバス社は、ドイツがアメリカの代わりにスパイ活動を行なっていたとして、ドイツ当局に訴えるつもりだと声明を発表しています。

    ドイツといえば思い出されるのが、2013年のNSAによるメルケル首相に対する盗聴事件。その際にメルケル首相は相当お怒りで、オバマ大統領に電話で抗議していました。このNSAとBNDのスパイコラボ、首相も知らないところで行なわれていたのか、それとも…。今回の捜査でこわーい新事実が出てくるのかもしれません。

    image by gerrit.photography under Creative Commons license

    source: Reuters

    Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

    (conejo)

      あわせて読みたい

      powered by