どんなスマートフォン使ってても、Windows 10と連動。
Windows 10の音声アシスタントCortanaが、AndroidやiPhoneでも使えるようになります。前からそんな噂がありましたが、ついに公式にAndroid・iPhone向けCortanaアプリが発表されました。
Cortanaは評価が高く、すでに「Portana」として勝手にAndroid版にポートしたデベロッパーもいるくらいです。今回公式発表されたAndroid版・iPhone版Cortanaでも、リマインダを設定したり、天気予報を聞いたり、フライト情報をトラッキングしたり、CortanaのNotebookに記録したものをデバイス横断で共有、同期したりできます。下の動画後半で説明されてます。SiriやGoogle Nowにとっては脅威となるかもしれません。
ただしやっぱりAndroid版・iPhone版はPCのWindows 10/Cortanaのコンパニオンアプリという位置づけで、機能的にはWindows Phone版より限定されます。「Hey、Cortana」と言うだけでハンズフリーで立ち上げたり、アプリを開いたり設定を変えたりといった操作はWindows Phoneでないとできません。通常のアプリが許可されていないレベルで端末のOSとの連携が必要だからです。
それでも、Cortanaが競合プラットフォーム上でどれだけ力を発揮して、SiriやGoogle Nowを脅かせるかどうかは興味深いところです。SiriとCortanaを同時に動かして、会話させたりもできるんでしょうか? そういう遊びができるのは、アプリが公式にリリースされてからになります。Android版は6月末、iPhone版はその後今年中のどこかの公開が予定されています。
Screenshot via YouTube
source:Blogging Windows via Engadget、Android Central
Kate Knibbs - Gizmodo US[原文]
(miho)