まだまだ改良が必要みたい。
Apple Watchのおもしろ機能のうちの一つ、「スタンドトラッカー(立ち上がり通知機能)」。1時間弱椅子に座りっぱなしだとユーザーに立ち上がるように警告してくれる機能ですが、これがどうもうまく動作していないことをTHE VERGEの記者が報告しています。記事によると、たとえば忙しく動きまわったあとに椅子に座ったらいきなり「立ち上がって!」と表示したりと、なんだか不自然な指示をユーザーにするそうです。いやいや、さっきまで立っていましたから…。いったいどうなっているんでしょう?
どうやら、Apple Watchのスタンド機能はたとえ利用者が椅子に座っていようが、あるいは動きまわっていようが動作してしまうようです。動き回っているのなら立つ必要なんてないよね?と思わず突っ込みたくなるところですが、この記者はスタンドトラッカーを「ああ、50分経ったことをApple Watchが知らせてくれたんだな」と解釈することで納得するに至ったそうです。恐ろしいプラス思考。そして、それでいいのかApple Watch!?
ただ、Apple Watchがアップルによる初めてのスマートウォッチであることを考えれば、その完成度も仕方ない気もします。たとえば初代iPhoneはコピーアンドペーストができないわ3Gネットワークに繋がらないわ、突っ込みどころ全開なプロダクトでした。でも、その先進的な思想が携帯電話の世界をガラッと変えたことは周知の事実。このどうにも不器用なスタンドトラッカーも、いずれ笑い話になる…かもしれませんね。
source: THE VERGE
(塚本直樹)