地下鉄もiPhoneで。英国でApple Payがサービス開始

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    地下鉄もiPhoneで。英国でApple Payがサービス開始

    公共交通機関も対応。

    アップルの展開するモバイルペイメントサービス「Apple Pay」がいよいよイギリスでのサービスを開始しましたよ。

    今年6月に行われたWWDC内で7月からのサービス開始が発表されたApple Pay。イギリス内の約25万ヵ所の加盟店舗で利用することができ、なんとサービス開始時としてはアメリカの22万ヵ所を上回る店舗で利用可能なんです。

    イギリスでのApple Payで魅力的なのが、公共交通機関が対応していること。ロンドン交通局が本サービスに加盟しており市内のバス・地下鉄などで、日本でいうところのSuicaのような「オイスターカード」の端末でApple Payが利用できます。

    もちろん小売店でも対応店舗は多く、特にマークス&スペンサーやケンタッキー、マクドナルドやスターバックスなどの大手チェーン店が対応してくれているのは心強いでしょう。また、First DirectやAmexなどイギリス国内で利用されている約70%以上のクレジットカードや銀行に対応しています。

    唯一懸念されるとすれば、サービス開始当初は20ポンド(約3,800円)までの少額決済しか対応していないことでしょうか。9月に30ポンド(約5,700円)まで引き上げられるといわれているものの、その後更に枠が広がるかは今のところ明らかになっていないようです。

    とはいえ、気になるのは日本のサービスインはいつか?そもそも日本は対応するのかといったところですよね。

    イギリスの場合、非接触IC端末が普及していたこともサービスインに至った理由として考えられています。この条件からすれば、公共交通やコンビニ、スーパーなどでの非接触IC端末の導入がそこそこに進んでいる日本も、近い立ち位置にあるような気がします。

    日本もそんなに遠い未来というわけでないかもしれませんね。

    source: The Next Web , 9To5Mac

    (小山和之)