iOS人気、熱いよ。
先日Q3の決算発表で好調なiPhone販売を記録したばかりのアップルですが、今回発表された最新の調査レポートでも、同社のiOSが世界的に成長を続けるオペレーティング・システムだということも明らかになりました。
調査会社Kantarが発表したレポートによると、日本のOS市場シェアはiOSが2014年(4月14日〜6月14日)の3カ月で39.5%だったシェアが、2015年(4月15日〜6月15日)には42.2%と、2.7%も上昇しているんです。XperiaやGalaxyなど競合ひしめく日本のスマホ市場ですが、iPhoneへの関心は未だに高いことが伺えます。
同じ上昇現象は、ヨーロッパやアジア、オセアニアでも起きています。ドイツでも2014年と2015年の同時期を比較すると2.6%プラスに成長しています。またイギリスでは5.5%、フランスでは2.1%、スペインでは2.0%と、ヨーロッパ各国でシェアが伸びているんです。特にiOSの勢力が凄いのが中国とオーストラリア。中国では2014年に12.8%だったiOSシェアが2015年は20.1%と7.3%も成長。オーストラリアに至っては、2014年の25.5%から2015年には34.6%と一年で9.1%ともの凄い勢いで伸びていることが分かります。
一方、アメリカでは昨年6月の31.5%から今年6月の30.5%へ微減しています。
ただ、この数字はその調査期間により、6月30日(日本時間7月1日)にローンチしたApple Musicと一緒にリリースされたiOS 8.4はカウントされていないことには注意が必要です。無料トライアル期間が開始されたApple Musicを使ってみたいユーザーは世界中に多くいるのではないでしょうか? そう考えると、世界100カ国以上からアクセスできるApple Musicの利用によって、iOSのシェアは今秋に登場するiOS 9のリリースまで、さらに拡大するかもしれないですね。
Kanterの調査結果は以下から詳しく見れますので、ぜひ自分で触ってみてください。
source: Kantar
(ギズモード編集部)