重いとみるか、妥当とみるか。
先日、アメリカ人の少年が11年の懲役を宣告されました。彼の名前はAli Shukri Amin。まだ17歳です。彼の罪は、自身のツイッターアカウントでISISをサポートするツイートを繰り返し行なっていたこと。直接の暴力行為などには関与していませんが、ISISを賞賛したり、ビットコインを通したISISへの資金援助の方法などをツイートしていたとのことです。
Aminが所有していたツイッターアカウント@Amreekiwitnessには、アカウントが削除される以前には4,000人以上のフォロワーがいました。資金援助の方法の他に、ISISのサポーターにシリアに辿り着く方法なども教えていたそうです。
こういった事態についてアメリカ合衆国司法省のJohn Carlinは以下のように述べています。
ISILは、サポーターを増やすためにソーシャルメディアを活用し続けてきました。世界中に暴力と憎悪に満ちたメッセージを発信し続けているのです。彼らのプロパガンダは私たちのコミュニティに入り込み、感化されやすい若者たちに影響を与えはじめています。
また、FBIのAndrew G. McCabeはこう言っています。
Aminのケースは、オンライン上での過激派の動きがより根強くなってきていることを象徴しています。そういった中で、FBIはこれからもアメリカをISILと彼らのサポーターから守るために従事し続けます。
この少年もまさかこんな事態になるとは思っていなかったのではないでしょうか。これからのソーシャルメディアのあり方に一石を投じそうな出来事ですね。
Image via CBS
source: The Hill
Matt Novak - Gizmodo US [原文]
(阿部慶次郎)