iPhoneの発表がいよいよ今晩(26時)に迫ってきました。
iPad ProやApple TVなどが同時発表されるという噂もあり、海外ではIndependent誌がThe Biggest Launchと呼んで、大きな期待を寄せています。しかし、目玉はやはりiPhone。あらためてここでiPhoneの強さについて考えてみましょう。

オリコンが行なった携帯メーカーの日本顧客満足度ランキングで、他メーカーを抑えてアップルが首位になっています。さらに、通話品質・端末の使いやすさ・端末のデザイン・端末の性能・カメラ機能・会社の信頼性といった個別項目でもほとんどで首位。
ただし、これはアップル人気が高い日本に限ったことと思う人も多いはず。しかし、こちらの記事でも伝えたように、世界中でiOSのシェアが上がっているというデータが出ています。特に、日本やヨーロッパ、中国での伸びが顕著。中国はともかく安価なAndroidが人気を博しているというイメージが強いヨーロッパでiOSのシェアが上がっていることは驚きです。詳しくは以下から確認してみてください。
アップルは、iPhoneでソフトウェアとハードウェアを統合的に自社開発するクローズドプラットフォームを採用。それによって、優れたユーザーエクスペリエンスを生み出しています。だからこそ、87%ものユーザーが最新のOS(iOS 8)を使い、iPhoneを代々乗り替えるユーザーが多く存在するわけです。
一方で、オープンプラットフォームを採用したAndroidは断片化が進み、すべてのひとが最新OSを享受できない状況になっています(それはそれで、さまざまな端末が群雄割拠するという意味で、時代を面白くしているのですが)。
iPhoneに追い風が吹く中で、はたしてどのような発表があるのか。見逃すと後悔しそうな一夜が待ってますよ。
image by Ellica / Shutterstock.com
(松葉信彦)