もちろんiPadでも使えますよ~。
iPadに「Smart Cover(保護カバー)」が登場したとき、あれはどう見ても風呂フタだろうって声が日本の各地であがりましたよね。ちょっぴり似たようなコンセプトで、今度は巻かれた箸箱サイズのスティックを展開すると、本格的なキーボードになる「Rolly Keyboard」が、LGから発表されましたよ!
Rolly Keyboardは、9月4日からドイツのベルリンで開催される「IFA 2015」展示会で正式公開される新製品。17mmのキーピッチで4列のキーボードという、ほぼPC並みのタイピング環境が整うRolly Keyboardは、各列をパタパタと風呂のフタのように巻き取って折りたためるのが最大のポイントです。
これまでもグニャグニャに丸められるシリコン製のキーボードなどはありましたが、本格的なデスクトップキーボードに近いモデルとなると、ポメラのような折りたたみスタイルが限界でした。でも、まさか風呂フタデザインで、その限界を突破してくるとは...。先に日本のメーカーに出してほしかったような気もしますが、とにかくタブレットやスマートフォンでもハードウェアキーボードの打ち心地にこだわるユーザーから人気を集めそうですよね。
なお、Rolly Keyboardの完成度は非常に高く、丸めた状態から展開するだけで自動的に電源オン。Bluetooth 3.0で、最大2台のデバイスとつなげて、スムーズに切り替えながら使えます。10インチサイズのタブレットをセットできるスタンドも標準装備されていますよ。単四乾電池1本で3カ月間は使い続けられるとアナウンスされており、バッテリーの持ちもよさそうです。
まずは9月に米国で発売され、その後は年内にアジア市場にもやってくるそうなので、日本国内での発売に期待したいところです。まだ正式な販売価格は未定ですが、その値段次第では、モバイラーにベストなアクセサリーとして利用が進みそうですね。
source: CNET
Luke Hopewell - Gizmodo US[原文]
(湯木進悟)