あの悪夢の裏側にはこんな技術が...。
悪夢のような画像を生成することで話題になったグーグルの人工知能「Deep Dream」。作られる画像があまりにも衝撃的なものだったので、今でも夢にでてきそうです。そんな、数多くの人に恐怖を与えたDeep Dreamですが、その裏側にはディープラーニングという技術が使われています。
ディープラーニングとは、多層構造のニューラルネットワーク(人間の脳神経回路がもつ仕組みを模した情報処理システム)を用いた機械学習のこと。従来の機械学習の手法と比べて高い精度を出すため、最近注目されている技術です。以下の動画では、ディープラーニングについてグーグルの研究者が素人にもわかりやすいよう説明してくれます。
動画にでてくる2人の女性は、Natalie HammelさんとLorraine Yurshanskyさんです。彼女らはグーグルの社員ですが、機械学習とは無縁の部署で働いています。その2人が、グーグルで機械学習について最先端の研究をしているChristopher OlahさんとGreg Corradoさんに、ディープラーニングについて質問をしていきます。動画の前半では、ディープラーニングの応用例について、後半ではポップな絵とともにディープラーニングについて解説しています。
また、この動画に合わせてChristopher OlahさんとGreg CorradoさんがRedditで質問に答えてくれるそう。日本時間で9月26日午前5時から、2人が現れる予定です。この動画を見てディープラーニングについて興味を持った方は、直接質問してみてはいかがでしょうか。
source: Google Research Blog via Prosthetic Knowledge
Kelsey Campbell-Dollaghan - Gizmodo US[原文]
(谷垣友喜)