480x480ピクセルのスクリーンに、Qualcomm Snapdragon 400プロセッサを搭載、そしてAndroid Wearのスマートウォッチとしては初めて4G LTEチップが含まれ、nano-SIMスロットからSIMを挿入することができるように。連携するスマートフォンがなくても、単体でLTEでのデータ通信および音声通話が可能になります。
しかしながら、残念なことにスペックアップと比例するがごとく、ボディも厚くなってしまいました。トランプカード1組分の14mmの厚さとなります。
このスペック、さらに4G搭載ということでバッテリーの持ちは厳しそうですね。アメリカから販売スタートだと思われますが、日本でも初代「LG Watch Urbane」はGoogleストアなどで販売しているので、2nd Editionも簡単に買えるようになるといいですね。
一方で、LGは同時に新しいスマートフォン「LG V10」も発表しています。5.7インチスクリーンのAndroid端末で、メインディスプレイの上に2.1インチのサブディスプレイを搭載しているのがその特徴です。メインスクリーンがオフになると、天気や日時が表示されたり、よく使うアプリへのショートカットバーが表示されます。
驚くほど美しいスクリーンなど、2015年に登場しているAndroid端末の中でも、LG V10は、かなりのハイエンドな製品でしょう。筐体の素材はステンレススチールと、背面に使用されている「Dura Skin」という特殊な素材とのコントラストがクールです。Snapdragon 808プロセッサを搭載し、4GBのRAM、64GBのストレージに、micro SDカードスロット搭載、3,000mAhのバッテリーで、指紋認証センサーも搭載されています。
さらに、500万画素のデュアルフロントカメラは、ひとつは120度、もうひとつは80度の画角。2つのカメラで撮影された異なる画像を1枚の画像に合成することもできます。広角で自撮りができるようになりました。
そしてV10には、スマートフォンとしては世界初となる「動画撮影におけるマニュアルモード」が使えるようになりました。スマートフォンもここまできちゃいましたか。
価格は未発表ですが、10月から韓国、11月からアメリカで発売予定。日本でも「isai」シリーズのようにLG V10の日本マーケット向けのモデルが将来的に販売される可能性もあるかもしれません。
Chris Mills - Gizmodo US[原文]
(mayumine)