Apple Pencil、ほとんど修理不能だった!

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Apple Pencil、ほとんど修理不能だった!

これはとても直せそうにない…。

iPad Pro専用に開発された、アップル初のiPad向けスタイラスこと「Apple Pencil」。ペンだけで圧力を感知し濃淡まで表現できるその高性能さや、発売直後にかなり品薄になったことなど、さまざまな話題をさらいました。では、その中身はどうなっているのでしょう? 分解レポートでお馴染みiFixitが、その内部構造をさっそく報告しています。

まずプラスチック製の本体ケースを外すと、金属でできたインナーが露出します。このシャープな佇まい、なんだか製図用のシャープペンみたいでカッコいいです。

151120npen1.jpg

先端には2つのエミッタが搭載されていて、角度と方向を感知します。本体とペン先には2つの基盤が内蔵されており、ペン先の小さい基盤は圧力感知用のセンサーです。

151120npen3.jpg

こちらが本体に内蔵されている基盤です。その重量、なんと1g! この基盤はApple Pencil内部に折りたたまれて収納されています。アップルの努力の跡がうかがえますね。

iFixitでおなじみの修理の容易さは、なんとほぼ修理不可能な10段階の1! 本体を破壊せずに分解することは無理との結果でした。もしApple Pencilが壊れたときは、おとなしくストアで修理をお願いしましょう。

source: iFixit via 9to5Mac

(塚本直樹)