それは絶対にヤメてほしい!
なかなか「MacBook Air」の新モデルが発表されませんよね。その理由をめぐっては、さまざまな憶測も流れてきました。いずれにせよ、なんらかの事情で遅れているのであろうと受け止められてはきたのですが……。
このほど複数の海外メディアで、実は新モデルの発売が延期になったのではなく、すでにアップルは、現行モデルを最後にMacBook Airのラインナップを打ち切る可能性が高いとの噂が出てきていますよ。やっぱり、Smart Keyboardのキーボードカバーとセットで、MacBookライクに使える「iPad Pro」の影響も大きいのでしょうか?
例えば、Jackdaw ResearchアナリストのJan Dawson氏は、今年に入って、MacBookには新モデルが登場したのに、MacBook Airに関しては、なんら発表がなかったことを疑問視。新しいiPhoneの発表と同じように、新ラインナップに肩を並べなかったモデルは、まるで「iPhone 5c」のごとく、ゆっくりとMacBook Airが消えてゆく存在ではないかとの意見を公表していますよ。
一方、Kantar WorldPanel ComtechアナリストのCarolina Milanesi氏は、MacBookの製品ラインナップそのものが、薄くて軽い、モバイル性能を重視したコンセプトになってきていることを指摘。特別にMacBook Airのみが携帯性に優れ、それ以外のMacBookは、かさばって重いというイメージを与えるよりは、すべてのMacBookが薄型軽量設計になっていく方向性を強めていくとの見方を明らかにしています。それに伴って、MacBook Airというラインナップの打ち切りは十分にあり得ると語っていますね。
アップルとしては、iPadとMacBookを一本化していく方針は打ち出していません。ですから、iPad ProとMacBook Airが合体してしまうような今後の展開は考えにくいでしょう。しかしながら、MacBook全体がMacBook Airの位置づけに近づいていくという流れは、確かに一理ありそうですよね。
とはいえ、こうしたMacBook Airの打ち切り説とは別に、近日中にTouch IDおよび3D Touchを装備した新モデルの発売が行なわれるとの噂も出てきており、やはりユーザーの本音としては、再び魅力的な新発表に期待したいところではあるでしょうかね~。
source: Parent Herald
(湯木進悟)