くるくるー。
(注意:映画「007 スペクター」のアクションシーンについてのネタバレが含まれます)
ジェームズ・ボンドシリーズの最新作「スペクター」のオープニングシーンは圧巻でしたね。建物がどんどんと崩れていく爆発シーンに仮装をした群衆、そしてヘリコプター内での思わず目を覆いたくなるような格闘シーンと、映画が始まってすぐに007の世界に引き込まれてしまう素晴らしい仕上がりでした。ヘリコプターが群衆に向かって飛び降りてきて突っ込むかと思えば急上昇をするシーンなんかは「これ撮影で怪我しなかったの?」と心配になるようなリアル感。もちろん撮影の裏側にはプロのスタントマンと撮影クルーがいるわけです。
こちらのビデオではそのオープニングのヘリコプター・スタントの裏側をちょっとだけ見ることができます。
見ているだけで悲鳴をあげそうになるスタントの数々ですが、パイロットはベテランのスタントマンであるChuck Aaronさん。

実はヘリコプターのスタントは別地域で撮影されたそうです。というのも舞台であるメキシコ・シティは高度が高すぎて酸素が薄いからなんだそう。へぇー!! 確かにヘリコプターで舞い上がってグルグルするには危なさそうです。

しかしスタントって凄すぎるとむしろシュールで感想の言葉もでてこないときがありますね。「007 スペクター」の中で私が覚えているのは次のヘリコプターのバク転シーンです。

くるくるー

もっかいくるくるー

下向きにくるくるー
これ画像反転じゃないですから! ヘリコプターってこんな動きできるんですね。凄いですね。Chuckさん、グッジョブです。
source: Aerobatic Heli Pilot Chuck Aaron Stunt Flying for “Spectre” via YouTube
Casey Chan - Gizmodo SPLOID[原文]
(塚本 紺)