あとは自動たたみ機を待つばかり。
たまりにたまった洗濯物。天気のいい週末にまとめて洗おうと思ったらまさかの洗剤切れ…。特に一人暮らしの方には、あるあるネタのひとつではないでしょうか。
でも、そんなうっかりさんも大丈夫。洗濯機がまたひとつ賢くなりましたよ。
アメリカの家電メーカー、ワールプールが発表したのは、洗剤や柔軟剤がなくなりそうになると自動で注文してくれる洗濯乾燥機です。

利用するのは、Smart Top Loadというモバイルアプリ。こちらは、洗濯機と連動させることで外出中も洗濯を開始できるのはもちろん、たとえばお子さんがお昼寝してしまったら静音モードに切り替えるなど、スマホで簡単に指示ができるアプリです。間もなく始まる、世界最大の家電見本市CESにおいて、去年のInnovation Awardsに選ばれました。

とはいえ、時の流れは速いもの。こういった機能はすでに多くの家電で実用化されていますよね。それに、アマゾンが去年4月に発表した「Dash Button」を使えば、洗剤がなくなったら物理ボタンを押すだけで注文できちゃいます。
しかし今回の製品が新しいのは、洗剤を購入した時期や日々の使用量を監視し、なくなりそうな頃合いを見計らって「勝手に注文」してくれるところ。去年は「ボタンを押すだけで注文」がすごかったのに、もはや「ボタンを押す必要すらない」ということですね。
気になる価格は、およそ16万6000円。たしかに安い買い物ではないですが、これでずっと「洗剤切れ」の心配から解放されると考えれば、一考の価値ありではないでしょうか。
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source: Whirlpool
Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]
(渡邊徹則)