読み込みではありません。書き込みです。
シーゲイトは8日、書き込み速度が10GB/秒という驚異のSSDを発表しました。現在の最高速度4GBを6GBも上回ったことになり、もちろん世界最速とのことです。これほど速くできた理由の1つが、NVMeと呼ばれる新技術。これは、2011年に大手メーカー80社以上が参加する団体が定めた規格で、複数の要求を同時に処理できるなど、それまでの主流であったSATAやSASより優れているといわれています。
さらには、従来は8つであったPCIeのレーン数を16に倍増。これによりさらなる高速化を実現しているそうです。
シーゲイトは、従来の8レーンを採用しつつも6.7GBの速度を実現した、廉価版と思われる新SSDも同時に発表。まずは業務用とのことで、手元のノートPCがすぐに速くなることはなさそうです。
容量や価格などは未発表。夏頃の発売となることだけが明らかになっています。
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(渡邊徹則)