テック企業にはつきものですよね:特許訴訟
スマートウォッチに気を取られて知らなかった人も多いかもしれませんが、フィットネスバンドのメーカーであるFitbitとJawboneはここ一年ほど訴訟争いをしています。そもそもはFitbitがJawboneの従業員を引き抜いて企業秘密を奪っているとJawboneが訴えたのが始まりでした。それに対してFitbitは特許侵害でJawboneを訴えるかたちで応酬。するとJawboneがFitbitを同じく特許侵害で訴訟したと...
非常にシンプルでわかりやすい流れですね。
せっかくフィットネスバンド会社同士の争いなので、ここはCEO同士の短距離走で決着をつけてはどうかと提案したくなります。そうすれば同時にフィットネスの成果も宣伝できて一石二鳥ではないでしょうか。
と、冗談はさておき。どうやらJawboneはFitbitの悪事の決定的な証拠を見つけたと言っているようです。Fitbitのファイルの中に、元Jawboneの従業員から持って行かれた少なくとも335,191のファイルが発見されたそうです。これに対してFitbitは「根拠がなく、大雑把な間違った描写に基づいている」と主張しています。
競合マーケットであるスマートウォッチが次々と進歩している間に、フィットネスバンドのメジャー・プレーヤーが訴訟争いで大金を使っているのはなんとも残念ですね。なんとも早く決着がついて欲しいものです。
source: Endgadget
Chris Mills - Gizmodo US[原文]
(塚本 紺)