iPhoneを片手に力説…。
ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は、実はテクノロジー肯定派としても知られています。自撮りのセルフィー写真が出回ったり、Instagramの活用にだって積極的ですよ。
そんな法王が、このほどローマとバチカンへ「少年少女たちの聖年」のために世界各地から集った大勢の若者たちに、スマートフォンとの関わり方についてアドバイスを送りました。
幸せはお金で買えるものではありません。売買できるようなものではないのです。携帯電話にアプリをダウンロードして手に入れられるようなものでもありません。
7万人のティーンエイジャーたちが訪れたとされる行事の最高潮を飾る形で、iPhoneを手に持ちながら、法王は教皇ミサで、こんなふうに語りかけたと伝えられています。スマホばっかりいじってないで、もっと大切なことがあるという呼びかけに対して、意外にも若者たちは素直にうなずいていたそうですよ。
早速、GIZMODO編集部でも、周囲の若者たちに法王のメッセージを紹介し、どんな反応が返ってくるのかをチェックしてみました。やっぱり頭が固いよね? 古い時代の人にはわからないことさ〜みたいな感想ばかりが飛び出すと思いきや、御の字でうなずきながら、結局は携帯電話なんて人生を豊かにするものでもないしねって納得するティーンも多かったんだとか。
スマホがないと生きられませんという若者ばかりでもないということなのかな? 実は子どものほうが悟っていたりしてね。
image: MikeDotta / Shutterstock.com
source: Agence France-Presse
Sophie Kleeman - Gizmodo US[原文]
(湯木進悟)