ダブル受賞おめでとうございます!
私、仕事柄いままでいろんな家電に触れてきました。その中でも1つ、忘れられない存在があるんです。
ギズモード編集長・松葉「なんですか? なんのモノローグ?」
ライター武者「いやぁこう見えて照明器具が好きでさ。今までアンティークな電傘を集めたりしてきたんだけど、昨年
記事を書いた照明器具がココロの中に残っていてさ」
松葉「あ、
クーキレイ『BE』ですね」
武者「そそ。
空気清浄機能がついたペンダントライト。また、こう見えてホームパーティを開くことが多くてさ。あれがあればダイニングでホットプレートやカセットコンロを使った料理がもっともっと楽しめるよなって」
松葉「僕も子どもが大きくなったら欲しいと思っていたんです。家族そろって食卓で、調理しながらつつき合いながらのコミュニケーションって幸せの形ですもんね。できたてはなんといってもおいしいですし」
武者「そのクーキレイ『BE』がさ。今年2つの賞を取ったんだよ。しかも世界的な賞を。
iFデザイン賞と
レッド・ドット・デザイン賞!」
松葉「すごい! これはお祝いしなきゃいけないですね」
武者「ということで、またホームパーティやらない? ゲストも呼んでさ!」
受賞記念ホームパーティ開催!

ところで、照明器具に必要なもの。なんでしょうね。まずは明るさ。そしてデザイン。シーリング型や埋め込みダウンライトなら存在感を消す方向に、そして天井からつり下げるペンダントライトなら、どんなインテリアにもマッチするスタイリングが重要になってきます。クーキレイ『BE』はこの両方を兼ね備えた上で、さらにプラスアルファとして空気清浄機能を備えたペンダントライトです。
この設計思想が世界3大デザイン賞と呼ばれるうちの2つ、iFデザイン賞とレッド・ドット・デザイン賞をゲットしたということは、クーキレイがデザイン的にも、機能的にも優れているということの証ではないですか?

ではおさらいを。クーキレイは、なんといってもフィルター群がすっごい。一見するとスタイリッシュな大型ペンダントライトですが、中央部には調理時の油を取り除くプレフィルターと脱油フィルター、煙を除去してくれる脱煙フィルター、ニオイを吸い取ってくれる脱臭フィルターが組み込まれているんです。

こちらの画像、上から、照明カバー、脱臭フィルター、脱煙フィルター、脱油フィルター、プレフィルターです。脱油フィルターは焼き肉2回くらいで交換、脱煙フィルターと脱臭フィルターは月イチ焼き肉をやったとして1年間もちます。

ライト部はLED。アンバーカラーな暖かみのある電球色(色温度2700K/明るさ2,300lm)と、クールで明るい昼白色(色温度5000K/明るさ2,890lm)に切り替えられます。明るさも5段階(※BE・PT。DRL・FULは4段階)で調節できますよ。シンプルで分かりやすいリモコンもポイントです。
吸引力はご覧のとおり。ファンが内蔵されているので、多くのフィルターを使いながらも、しっかりと吸引。ニオイ約80%、油分約95%をキャッチしてくれます。
本日のゲストはハイロックさんとデザイナーの廣田さん!

ぴんぽーん。おっと、ゲストの皆さんが到着しました。ご足労いただいたのはメディアクリエイター&デザイナーのハイロックさんと、クーキレイ『BE』シリーズのデザインを手がけたプロダクトデザイナーの廣田尚子さん。わざわざありがとうございます!

とはいっても実はまだ調理中。完成までの間、お2人にクーキレイ『BE』のカッコイイところを話していだだきましょう。
ハイロック「僕が家電を買うときって、2つのポイントを見ているんですよ。建築の中に隠れさせるデザインか、個性を出して建築から切り離すか。どっちも大事だと考えているのですが、廣田さんがクーキレイ『BE』をデザインされたときって、どっちの方向性を考えていましたか?」
廣田「この製品に関しては、
空間に溶け込ませることを意識しました」
ハイロック「家電のデザインって男性的なもの、女性的なもの、両方あるじゃないですか。でもクーキレイ『BE』を見たとき、どっちとも感じなかったんですね。そういうターゲットの設定ってしていますか?」
廣田「モダンで感度の高いものを目指したので、性別や年齢はニュートラルでいこうと考えていましたね。また、私の中で家電って生活の中に溶け込み、気がついたらユーザーに近づいているものがいいと思っているんです。クーキレイ『BE』は照明として、シェードの部分に建築的な意匠を盛り込みました」
武者「ご歓談中すみません。肉がいい具合に焼き上がったようなので、ここでクーキレイ『BE』の吸い込み力を見てみましょう。さーん、にー、いーち。さあ!」
全員「おおおお!」
松葉「煙、吸ってますねぇ」
ハイロック「いい仕事っぷりだなぁ」
廣田「このようにユーザーは照明を下から見ることになるので、穴の空いた吸い込み口…プレフィルターのデザインにもこだわっています」
ハイロック「そうか! イスに座って、そして天井の方にあるクーキレイ『BE』を見る、と。
その角度で見たときが重要なんですね! いやぁ、それはいい話を聞いた。今度から照明を選ぶときには注意して見てみよう。今まで横ばかり見ていました。この話、車のデザインにもいえることなんですよね。購入前はエクステリアに注目しがちですが、実際に使うとなるとインテリアばかり見ることになる。だから僕が車を選ぶときはインパネまわりのデザインをよくチェックするんですよ。それに近いお話に思えてきました。プレフィルターは着せ替えできると面白いかもしれないですね。季節に合わせるとか」
廣田「クーキレイ『BE』のプレフィルターは
ひまわりの種の配列と同じ、フィボナッチ数列でできているんですよ。ほかにもいろんなデザインをしてみました」
ハイロック「こっちのバージョンもステキだな。
穴の配列や大きさに約束事はあるのですか?」
廣田「最低限開けなければならない面積はあります。あとは
強度との兼ね合いですね」
廣田「和風の、陶器のデザインからインスパイアされた
クーキレイ『PT』というシリーズもあるんですよ。手作り感のある、暖かみのある空間を演出できたらなぁと」
ハイロック「シェード表面の影の作り方もさすがですね」
廣田「シェードの凹凸の段差、実は1mmくらいしかないんですよ」
廣田「照明って、日常ではなかなか買い替えないプロダクトじゃないですか」
ハイロック「買い替えないですね。僕も家電やインテリアは相当好きな方ですが、照明はおっくうになってしまいます」
廣田「一般的には、おうちを新築するかリフォームするかのタイミングになると思います。そう考えると
高齢の方もターゲットになるんですよね。そういう意味でも、和の空間にもマッチするようにと考えたんです」
ハイロック「
細いワイヤーで吊っているというのもポイントですよね」
廣田「前の機種は金属パイプで吊っていたんです。安定度も高く、照明器具としては正しい設計です。でもクーキレイ『BE』は軽やかで、多くの家庭で似合いそうと思ってもらえるようなデザインにしたかったんですよ。でもこれが、設計面で難しいということにもなってしまいました」
ハイロック「どういうことでしょうか?」
廣田「
ファンを回すことで、シェード全体が揺れてしまうことがあったんですね。この問題を解決するために、何度も何度も試作機を作りました」
武者「日ごろから数多くのプロダクトを見ているハイロックさんですが、クーキレイにどんなイメージを持ちましたか? このハイブリッドな機能性は未来的な感じ?」
ハイロック「いや、僕にとってはちょうどいい加減でした。デザインも僕の好みにフィットしました。箱から出したときに、いい意味でデザインを感じさせなかったんですよね。特定のイメージにとらわれなかった。また、今日のように
人の輪ができることが製品の最終ゴールだと思うから、そういう意味でもいいですよね。この照明をつけたから料理をしたくなる、料理を作るなら仲間をもてなしたい、仲間を呼べば人の輪ができる」
廣田「コンセプトとしてご提案したのが『
ダイニングが家の中心になるように』ということでした。それをスローガンにすれば、デザインも技術も、みんな間違えずにゴールにたどり着けると思っていたんです。そうなれば家の中が幸せになりますよね」
ハイロック「そうですよね。僕も欲しいなって思いましたよ」
武者「さて、完成しました! 『
チキンと彩り野菜のグリル』です! 初めて作ったのでお味がいかがなものかと不安で仕方ないのですが!」
松葉「焦げ目がついちゃったところはすみません! 精進します!」
ハイロック「でも色鮮やかでいいじゃない!」
廣田「よく料理はするんですか?」
武者・松葉「する方…かな?(笑)」
ハイロック「じゃあ乾杯しましょうか!」
全員「乾杯!」
今だけ! フィルタープレゼントキャンペーン実施中!
クーキレイデビューはNOWしかない! というのも、iFデザイン賞とレッド・ドット・デザイン賞のダブル受賞記念として、最大8,000円相当の専用交換フィルタープレゼントキャンペーンが開催中なのです。
innoinnoオンラインショップでの注文に限りますが、このチャンスは見逃せません。クーキレイ『BE』だけではなく、陶器にインスパイアされたデザインの『PT』、モダンな『DRL』、自然との共存を感じさせる『FUL』も対象になります。
期間は2016年5月8日まで。世界のデザインの権威が認めた新世代の照明器具、クーキレイ。このチャンス、見逃してはいけませんよ。
source: クーキレイ
(執筆:武者良太/撮影:小原啓樹)