ISSに拡張式の居住空間「アクティビティ・モジュール」がやってくる

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ISSに拡張式の居住空間「アクティビティ・モジュール」がやってくる

宇宙での生活をより快適に。

宇宙で生活」というと、なんだか自由で壮大な感じがしますが、皮肉なことに実際には狭い場所に缶詰状態になってしまいます。でも、そんなISS(国際宇宙ステーション)に現在暮らしている人たちにとってワクワクするようなニュースがやってきました。…なんと今月ISSにスペアルームがやってくるんです!

Bigelow Expandable Activity Module(BEAM)がそれ。運ぶときには長さ1.7m、高さ2.3mですが、「Expandable」とあるようにISSに接続してからは長さ3.6m、高さ3.2mほどに膨らむアクティビティ・モジュールです。このモジュール、ISSにはこれから先の2年間接続される予定です。BEAMを運ぶのはSpaceXで、今月中にも軌道上へ運ぶ予定。トップの写真はBEAMがSpaceXの宇宙船「ドラゴン」に積み込まれる様子。

商用宇宙船で拡張可能な宇宙の居住空間を運ぶなんて未来的だなーなんて思っちゃいますよね。そういえば作家ニール・スティーヴンスンさんの最新SF小説「Seveneves」のプロットポイントもそんな感じじゃないかな。

image by SpaceX

source: SpaceX

Maddie Stone - Gizmodo US[原文

(abcxyz)