「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」と世界観を共有する、DCコミックのヒーロー映画シリーズ第3弾「スーサイド・スクワッド」の新たな予告編が公開されました。
今回の映像は、恐ろしい見た目の新ジョーカーやその恋人(?)の着替えシーンなど、見どころが盛りだくさんです。気になるところを細かく見ていきますが、ネタバレにつながる可能性もあるので、気になる方はご注意ください。
こちらはMovieclips Coming Soonにアップされたもの。

スーツの男「もしスーパーマンが空から降りてきて、ホワイトハウスの屋根を破り、あなた方の大統領を連れ去ったら? 誰が止めるんです?」
アマンダ・ウォラー「良い目的に使えそうな極悪な連中を集めてチームを作りたいと思っています」
スーパーマンなどの特殊なパワーを持った者の暴走を恐れた政府は、凶悪な犯罪者を集めた特殊部隊を結成する……といった「バットマン vs スーパーマン」の流れをくんだストーリーとなるようです。

リック・フラッグ「これが条件だ。俺に逆らえば、お前は死ぬ。逃げようとすれば、お前は死ぬ。俺をイラつかせれば……」
ハーレイ・クイン「一応言っとくけど私、人をイラつかせることで有名なんだ」
リック・フラッグ「お前は死ぬ」
とはいえ、マーゴット・ロビーが演じるハーレイのセクシーな着替えに周りが見とれるなど、「バットマン vs スーパーマン」の徹底したシリアス路線とは異なり、(絵は暗いけど)コミカルでノリがいいです。
マーベル映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の成功をきっかけにGOサインが出たとも言われる作品だけに、予告からはその影響が感じられます。

ジョーカー「オレをおだてようってのか? そういうムダ話をしてっとケガするぜ」
その奇抜なビジュアルも話題となった、ジャレッド・レトが演じる新しいジョーカーも登場。
原作通りであれば、彼の愛人と思われるハーレイをバットマンがお姫様抱っこでバットモービルに運んでいたり、ジョーカーが乗っていると思しき紫の車の上にはバットマンが飛び乗っていたりと、バットマンと対峙するシーンも本作にはありそうです。

そんな中、気になるのがこのシーン。バットマンが自らのマークが入った水中呼吸器らしきものをつけて、水に飛び込むというシチュエーションのようなのですが、「バットマン vs スーパーマン」のバットマンに比べると身体が細いです。
考えられるパターンとしては、「バットマン vs スーパーマン」でもあったような夢のシーン、もしくはバットマンのコスチュームを着たブルース・ウェインではない誰かかもしれません。
ちょっと飛躍しすぎかもしれませんが、体型的からしてジョーカーがバットマンの格好をしているという可能性もゼロではない……かも。

スーサイド・スクワッドの面々が戦っている敵が何者なのかも気になるところ。人間かと思いきや、福原かれんさん演じる妖刀使いのカタナにぶった切られても血が出ていないし、だいぶ不気味な皮膚をしていることがわかります。

デッドショット「どうすんだコラ?」
エル・ディアブロ「あ、やんぞコラ!」
デッドショット「やれよコラ!」
エル・ディアブロ「やってやるよコラ!」
(爆炎)
デッドショット「それやってもらおうと言っただけだから。いいな?」
ハーレイ「何にする?」
キラークロック「ビール」
カタナ「ウィスキー」
デッドショット「俺はガキじゃねぇんだぞ?」
ハーレイ「ホットなお兄さんは?」
エル・ディアブロ「水」
ハーレイ「その方がいいわね」
コラコラ問答も炸裂する、全体的にオラついたチンピラ感がたまらないチームです。
何だか楽しそうにも見えますが、「スーサイド・スクワッド(自殺部隊)」の名の通り、この中の誰かしらは死にそうなので心配でなりません。果たして誰が無事に帰れるのでしょうか……?
映画「スーサイド・スクワッド」は2016年9月10日全国ロードショー。
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(傭兵ペンギン)