スタイリッシュなエクステリアにラグジュアリーなインテリア、そしてハイパワーなエンジン。「いつかは○○」な高級セダンに、最新技術という魅力をトッピング。
BMWのラグジュアリーセダン、BMW7シリーズには遠くまで光を届かせて夜道でも安全に走れるBMWレーザー・ライトや、ボタンに触れずともカーステレオなどを操作できるジェスチャー・コントロールなどの機能が搭載されています。
そして新たに、車庫の出し入れをリモコン操作で行なえる「リモート・パーキング」のオプション設定がはじまりました。お値段は7万4000円とのことですが、スタンダードな740iでも1200万円超えのおくるま様。こちらをお求めのお客様は全員装備しちゃうのでは。
センサーが周囲の状況を常に見張っており、障害物があればその先には動きません。歩行者の、突然の飛び出しも検知して停止するシステムです。
車外からのコントロールが可能なので、ドアの開け閉めがはばかれる狭い駐車スペースでも効果的。後ろ向きに停める駐車場では使えない(この後退式パーキングな文化、諸外国ではあまりないみたい)、駐車スペースの正面(進入角度が約10度以下)に停める必要があるなどの制限はありますが、広いスペースで乗り降りしてあとはテクノロジーまかせというのは実にオトナっぽいですなあ。
対して、伝統ではなく最新技術のカタマリであることを全力でアピールしているテスラですが。
「モデルS」でリモート駐車機能「サモン」を実現しています。アメリカではすでに提供されていましたが、日本でも利用可能に。すでにモデルSを購入した人でもソフトウェアをアップデートすれば大丈夫。使えます。BMWとテスラ、共に日本市場での提供時期がほぼ同じというのは、国土交通省の承認を得たタイミングが同じとみました。
なおBMWの「リモート・パーキング」と違って、テスラの「サモン」は後退駐車にも対応しています。むむ、この勝負はテスラの勝ちか。
source: BMW、テスラモータースジャパン
(武者良太)