ラーメンもアプリも、インスタントが主流になるのでしょうか。
スマホ生活に欠かせない、各種アプリ。しかしすでにたくさんのアプリでパンパンだし、新しくインストールするのは面倒…。
そんなユーザのために、Googleが「Instant Apps」という新しいアプリの形式を発表しました。こちら、何と「インストールせずに使えるアプリ」なんです。
具体的な動きとしては、ユーザはアプリをインストールする代わりに、とあるURLをクリックします。するとアプリすべてではなく、最小限の機能のみがダウンロードされ、動かせるようになるとのこと。ネイティブアプリとWebアプリの混合型といったところでしょうかね。Android 4.1–4.3.1のJellybeanまで遡って対応するとのことですよ。
リンクをクリックする以外にも、たとえば、スマホ内のNFCが起動した際、支払いに必要なInstant Appが起動する、といったやり方も想定されています。もしアプリを丸ごとインストールしたいのなら、ワンタップでできるようになるとのこと。
当然、エンジニアには通常のアプリを分割するような、新たな作業が発生するでしょう。それゆえ、GoogleもすぐにすべてのアプリがInstant Appに置き換わるとは考えていないようです。しかし、「アプリを探してインストールする」という手間が省かれるのなら、スマホアプリに新しい展開が訪れそうですね。
Mario Aguilar - Gizmodo US[原文]
(渡邊徹則)