英語版のタイトルは「Alita: Battle Angel(アリタ:バトル・エンジェル)」。
巨匠ジェームズ・キャメロンがシリーズ化を構想し、ロバート・ロドリゲスが監督することとなった日本のマンガ「銃夢」の実写映画版の公開日が、2018年7月20日に決定しました。
何年も製作が延期されていた本作ですが、報じたSCREENRANTによると、主役のガリィことアリタ(英語版の名前)を演じる女優も「メイズ・ランナー2: 砂漠の迷宮」(2015年)および2017年に公開予定の「メイズ・ランナー3 (仮)」に出演する、ローサ・サラザールでほぼほぼ決まっている模様です。

カナダの女優、ローサ・サラザール
ロバート・ロドリゲスといえばクエンティン・タランティーノの大親友で、「デスペラード」や「フロム・ダスク・ティル・ドーン」、「シン・シティ 復讐の女神」などの作品でおなじみの監督。キャメロンが描いていたテイストとはまた違った雰囲気の「銃夢」を見せてくれそうです。とはいえ、今後もキャメロンは何らかの形で本作に関わるようで、脚本も彼が完成させていた原作コミックの4巻までを基本とした内容が採用されるとのこと。シリーズ化を狙っていたことを考えると、5巻以降をもとにした続編が作られるのであれば、キャメロンとロドリゲスのタッグが引き続き手がけるかもしれません。
「攻殻機動隊」をはじめ、日本の作品のハリウッド映画化が続々と決まっているのは不安もあるものの、喜ばしいことではないでしょうか?
「Alita: Battle Angel」は2018年7月20日にアメリカにて公開予定。
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(岡本玄介)