AppleがスタートしたスマホやMac・PCなどの下取りキャンペーン。現在使っているスマホを下取りに出すと、店頭ではiPhone購入価格から下取り分が割引されたり、オンライン下取りでは下取り金額分のApple Storeギフトカードを受け取ることができます。今回は自宅に居ながら本体を送るだけでOKな、オンラインでの下取りを行なってみました。
結果から言うと、やや時間はかかるものの簡単にApple Storeギフトカードをゲット。
机の引き出しの中でただ眠っていただけのiPhone 5sが、Apple Storeで使えるギフトカードへと生まれ変わったのです。

査定はオンラインから行えます。申し込みページにアクセスし、IMEIやモデル名、シリアル番号などを入力します。査定できるのはiPhone、iPad、Mac、他社製スマートフォン、他社製パソコンなど。ただし、他社製品で古い機種となると検索しても出てこず買取不可な物も多いようです。
手持ちの初代「GALAXY S」、HUAWEIの「P8 Lite」は買取対象外でした。

iPhoneは、IMEIを入力すると機種が自動的に特定されます。電源が入るか? ディスプレイに異常はないか?など、簡単なチェックを進めます。

これだけで査定金額が出ます。iPhone 5s 16GB(ソフトバンク版)の買取金額は1万1000円です。なお、このプログラムを行なっているのは、ソフトバンク コマース&サービスみたいですね。カットしちゃいましたが画面下部には提供・運営者として記載されていました。
この後は画面の指示に従って、メールアドレスを登録して認証コードを発行。届いた認証コードを使ってメールアドレスの登録、続いてデバイスを登録、自分の情報を登録すれば受付番号が発行されます。
メールアドレスに確認メールが届き、サインインIDとパスワードが発行されて、ステータスをポータルサイトで確認できるようになります。回収キットが届くまで待ちましょう。
なお、送付前には本体データの消去、「iPhoneを探す」などのアクティベーションロックの解除、SIMカードの取り出しなど、工場出荷時までの巻き戻しが必要になりますのでお忘れなく。
回収キットにiPhoneを入れて送る
中1日で回収キットが届きました。回収キットは受取人確認荷物として届くので、受け取り時には本人を証明する書類(免許証や保険証など)が必要です。かなり厳重なサービスなんですね。
キットにはマニュアル・着払い伝票・梱包用プチプチ・書類が同梱されています。
送るものは本体だけでOKなので、プチプチに包んで届いた箱にそのまま入れて送り返すことにしました。書類の内容を内容を確認してサインして同梱するのを忘れずに。送料は着払い伝票が同梱されているのでタダです。
査定完了。気になる買取価格は?
土日を挟んで中4日で査定が完了しました。平日だったらもしかしたらもう少し早かったのかもしれません。オンライン査定時での査定額は1万1000円ですが、実際の買取価格は……、

じゃん! 1万1000円そのままでした。やったぜ!
5月16日にオンラインで手続きを行なって、ギフトカードが届いたのが5月24日。実際にApple Storeギフトカードが届くまで1週間ほどみておけばよいかと思われます。
ただし、Apple StoreギフトカードはApple Store(店舗・オンライン)でしか使えないため注意しましょう。それこそ次期iPhoneはApple Storeでの購入を検討している場合や、Macを購入したいと考えているのであれば、そこに充てるのがいいかもしれませんね。
送られたiPhoneはこんな風にリサイクルされるのでしょうか? それとも、また別の方法で経済の流れに戻っていくのか。何はともあれ、僕が大事に愛したiPhoneは、手元に1万1000円を残して去って行きました。
このお金(ギフトカード)で、「次のiPhone 7はストレージを1ランク上げちゃおうかなぁ〜!」なんて浮かれています。噂のProはいくらになるでしょう…。
source: Apple(iPhone下取りキャンペーン)
(小暮ひさのり)