まさにミニカー!
日本でも最近耳にすることが増えた、都市向けの「超小型車」。小型かつエコな自動車で都市リソースをより効率的に使おうという試みですが、そんな用途に最適ともいえる都市向けの小型車「Mirrow Provocator」がロシア企業のMirrowから登場しました。

今回発表されたMirrow Provocatorのコンセプトがこちら。なんだか、日本人にとっては馴染みのある形…そう、軽自動車っぽいですよね! ダイハツのタントとか、そのへんの積載量を重視したモデルにそっくりです。
Mirrow Provocatorはこの小ささながら4シーターとなっており、天井の高さも地上から180cmと快適そうです。全長は270cm、全幅は約200cm、全高は205cmとなっており、日本の軽自動車のように狭い道路でも小気味良く走り抜けてくれることでしょう。

内装や大人2人が乗った時のイメージはこんな感じ。若干寸詰まりな印象もありますが、この車体の短さを達成するには仕方のないところでしょう。
車体を駆動するのは1.5リッターのディーゼル/ガソリンエンジンか、ハイブリッドシステム、さらには電気自動車モデルも登場します。ハイブリッドや電気自動車モデルは最大400kmの移動も可能とのことで、実用性も十分です。

こんなふうに、1台の駐車スペースに2台のMirrow Provocatorを停めることもできるんですよ! これで都市の渋滞や駐車場不足の問題も改善されるかも!?
Mirrow Provocatorの価格は3,500ユーロ(約43万円)からスタート。結構…いやかなり安いですね! 日本の軽自動車規格も素晴らしいですが、さらに小さなMirrow Provocatorでもっと道路をエコに使えれば面白いと思います。
(塚本直樹)