これは日本人として一番欲しいモノポリーかも。
USAopolyというアメリカのおもちゃ会社がクラシックボードゲームの事業を始めてからというもの、ほとんどのファンが想像しうるあらゆるバージョンのモノポリーが販売されてきました。しかし、今回新たに発売される、日本の伝統的な芸術や工芸の魅力をふんだんに盛り込んだこのモノポリーは、もしかしたら今までで一番美しいモノポリーかもしれません。

実はこれ、日本の老舗中の老舗、中川政七商店の創業300周年を記念にデザインされたもので、日本伝統工芸をテーマにしたモノポリーとして誕生しました。日本の伝統工芸が持つ美しさが表現され、プレイヤーはダルマや今治タオル、博多水引などなど、各地の名産品を製造している会社を買収しながらゲームを進めていきます。
このゲームの勝敗のつけ方はオリジナルのモノポリーとほぼ同じで、最後まで破産せずに全ての資産をモノポリー(独占)したプレイヤーが勝者となります。しかしこの日本伝統工芸版モノポリーでは、独占する市場はあくまで伝統工芸の分野で、工房や百貨店を建てて他のプレイヤーに自分のボード上の土地を訪れてもらうことが重要になってきます。

日本伝統工芸版モノポリーは2つバージョンがあり、中川政七商店で購入することができます。もし日本以外から購入したい場合は、White Rabbit Japanでも取り寄せ可能です。9,072円(税込)の方には一番上の画像にあるかわいらしい郷土玩具フィギュアがセットになっていて、もう少しお安い5,400円(税込)の方にはフィギュアは含まれていませんが、6つのカラフルな鹿型の駒が入っています。5,000個のみの限定生産らしいので、もしかしたら将来コレクター憧れのボードゲームになっているかもしれませんね。
source: White Rabbit Japan via Spoon & Tamago
Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]
(SHIORI)