これが次世代自動車の力か…。
Teslaの電気自動車に搭載されている、HEPAフィルタを使った「対生物兵器モード(バイオウェポン・ディフェンス・モード)」。空気中の微粒子をフィルタでこしとることで車内をクリーンに保つこの機能ですが、テスラの実験により、その素晴らしい性能が実証されました!
こちらがモデルXを利用した実証実験の結果です。モデルXを微粒子のただよう密閉チャンバーに入れ、対生物兵器モードをオンにするとあっという間に車内のPM2.5粒子の数は減少。2〜3分後にはほぼゼロにまで微粒子を減らすことに成功しています。
ちなみに、テストスタート時の1,000ug/立方メートルというPM2.5の濃度は致死的なレベル。文字通り、対生物兵器モードは搭乗者の命を守ることだって可能でしょう。さらに車外の微粒子までもが減っていることからも、このモードがいかに強力なのかがわかりますね!
なお、残念ながら世界には中国の北京のように、大気汚染に苦しんでいる都市は少なくありません。Teslaの対生物兵器モードはこのような国や都市においても、大きなアピールとなることでしょう。
うーん、やっぱりTeslaが欲しくなってきたぞ!
source: Geek
(塚本直樹)